紀伊半島一周温泉めぐりの旅に行ってきた 世界遺産や子宝温泉も


和歌山県や三重県などがある紀伊半島
実はここは、日本でも有数の温泉天国なんです。

そんな紀伊半島の温泉巡りをしてきたのでご紹介します。

紀伊半島にはアドベンチャーワールドがあり、パンダがたくさん見れますよ。

紀伊半島に温泉が多い理由は1400万年前の火山活動

温泉といえば草津や登別、箱根など火山の近くにあるイメージがあります。
草津であれば白根山、登別であれば有珠山、箱根であれば箱根大涌谷がある箱根山と、現在でも噴火の恐れがある活火山の近くに温泉があります。

活火山があるということは溶岩が地中にあるので、温泉が湧くのはイメージしやすいですが、じつは紀伊半島には火山はありません。しかし、温泉がたくさんあるのはなぜでしょうか。

これには諸説理由があるそうですが、もっとも有力なのがかつてのマグマの熱が残っているという理由。

紀伊半島では1400万年前には火山が活発に活動していた痕跡があり、当時の溶岩が地下で完全に冷え切らずに、地下水を温め続けているという理由です。

火山性温泉と非火山性温泉の違い

余談になりますが、温泉には火山性温泉非火山性温泉があります。

【火山性温泉】
もっともイメージしやすい火山のマグマで温められた温泉。

【非火山性温泉】
地下深くから湧き出す深層地下水型と太古の地殻変動で古い海水が地中に閉じ込められている化石水型の2種類があります。

地下深くになると、地球の中心にある熱によって暖かくなり、地下100mごとに2,3度温度が高くなるそうです。地下1000mでは35~45度にもなるそうで、こういった地下深くから温かい水が湧き出しているのが深層地下水型です。

化石水型は温度は25度前後とぬるいですが、塩分が多いので、法律上の温泉になるそうです。ちなみに、温度が低い温泉は鉱泉と呼ばれ厳密には温泉ではありません。

紀伊半島温泉巡りの旅

今回は大阪側である紀伊半島の西側から南下し、半島をぐるっと一周して、東側の三重県から抜けるルートをたどっています。

写真は和歌山市のポルトマリーナ。冬季はイルミネーション「フェスタ・ルーチェ」を開催しています。結構広くて雰囲気はいいです。

湯浅温泉 湯浅城

〒643‐0002
和歌山県有田郡湯浅町青木75
0737‐63‐6688

和歌山市の南にある湯浅温泉

温泉街などはないものの、栖原海岸の近くにある隠れ家的な宿の栖原温泉、露天風呂でホタル観賞ができる二の丸温泉など、いい温泉があります。

今回は、湯浅城に行きました。

湯浅城は名前の通り、お城の天守閣をそのまま使っためずらしい温泉で、高台にあるお城の利点を生かして眺めも抜群です。
残念ながら天守閣という建物のため、露天風呂はないのですが、内湯の窓から除く景色温泉は硫黄泉で、とろみの有る美肌の湯です。

午前中は宿泊者専用で、日帰り入浴は12時から22時までと遅くまでやっています。

私たちが行ったときは、1組だけ日帰り客がいました。

周辺は果樹園になっていて、みかんが100円で買えました。
無人販売所で、和歌山みかんを安く手に入れることができます。みかん狩りプランなどもあるようですよ。

そのため、近隣は非常に暗く、高速道路から湯浅城までの道は真っ暗で不安になりました。湯浅城自体はそこそこきれいで、いい温泉でした。

白浜温泉 公共浴場 牟婁の湯

湯浅城に入った後はそのまま南へ向かいます。

海沿いに南下していくと、和歌山県の一大観光スポットである白浜があります。白い砂浜のビーチが有名な南紀白浜ですが、温泉も多くあります。

冬でも白浜のビーチはとってもきれい。観光客もいます。

なんと公共浴場だけで6つもあります。

今回お邪魔したのは牟婁の湯。むろのゆと読みます。

和歌山県西牟婁郡白浜町1665番地
0739−43−0686

誰もいなかったので脱衣所の写真を。きれいにされています。

白浜の代表的な温泉で、なんと日本書紀にも登場するほどの歴史ある温泉です。

浴槽が二つあり、「行幸湯(みゆきゆ)」「石辺に廣 湯(まぶゆ)」の2種類の源泉が楽しめます。
営業時間も朝7時から22時までと長いのも魅力的。

駐車場は温泉の側面と全面に合わせて5台くらいしか止められません。午前中だったので、なんとか止められましたが、常に満車状態でした。

公共温泉らしくやや古い作りで、スーパー銭湯のようなきれいさはありませんが、決して汚くはありません。源泉は含硫黄ナトリウム塩化物強塩泉で少ししょっぱかった印象です。

白浜と言えば「アドベンチャーワールド」日本で一番パンダが見れる場所です。

パンダ以外にも、チーターやライオンなどの猛獣やイルカなどの海の生き物も見れます。写真はペンギンの赤ちゃん。

わたらせ温泉 大露天風呂

白浜で温泉に入った後、とれとれ市場を観光して熊野本宮へ向かいます。

とれとれ市場。いつでも賑やかです。

和歌山の名物と言えば天然の「くえ」。とれとれ市場でも売りにでますが、かなりお高いです。

世界遺産の熊野古道で有名な熊野本宮ですが、山中にあり、付近には熊野本宮温泉郷と言われる、三つの温泉があります。そのうちの一つが渡瀬温泉(わたらせおんせん)です。

〒647-1733
和歌山県田辺市本宮町渡瀬45-1
0735-42-1185

わたらせ温泉の入り口。きれいになっています。

河原を掘って自分で温泉を作る、川湯温泉の近くにある渡瀬温泉。

大きな宿があり、日帰り入浴ができる温泉棟があります。
棟内では食事もできるようですが、夜だったのでしまっていました。
温泉は内湯が1つと外湯が5つと、露天風呂がかなり広いです。入る順番があるようで、温度が違うそれぞれの湯舟を楽しめます。

こちらは川を掘って自分で入る川原温泉。今回は入浴はしていませんが、仙人風呂は温泉街から一部見えます。冬の間は地元の人が大きな湯舟を作ってくれています。

湯の峰温泉 つぼ湯 共同浴場

熊野温泉観光協会 ※温泉の場所ではないので注意
〒647-1731
和歌山県田辺市本宮町本宮100-1<世界遺産熊野本宮館内>
0735-42-0735

渡瀬温泉、川湯温泉と、もう一つの熊野本宮温泉郷である湯の峰温泉
熊野本宮への参拝前に身を清めるために入ったそうで、参拝前に行きました。

複数の温泉宿がある温泉街で、お土産屋さんなんかもあります。

湯の峰温泉のマップ。結構にぎやか。

温泉街の中心地です。左下に移っているのが湯筒。

また、神社と湯筒という湯釜があり芋や卵をゆでることができます。
半熟卵の作り方も教えてくれますよ。

私たちが入ったのは共同浴場で、源泉を加水して冷ましている一般湯と、源泉はそのままに水中の配管を通して冷ましている薬湯があります。源泉ファンには薬湯がおすすめ。

湯の峰温泉共同浴場の脱衣所。意外と広いです。

また、共同浴場では、唯一の世界遺産となっている温泉であるつぼ湯にも入れます。

川沿いにあり、窓を開けると景色が素晴らしいですが、温泉街を歩く人からも見えるので注意が必要。日本で最初の温泉なので、温泉好きは入るといいでしょう。ただし、交代制なので、待ち時間が長い場合も・・・

三重県 きいながしま古里温泉

和歌山から三重へ北上します。
途中、景勝地である鬼ヶ城を見て、さらに北上。
途中にはコケコッコー共和国という卵屋さんが多気町にあり、おいしい卵やスイーツを食べられるのでお勧め。

コケコッコー共和国。シュークリームなどの乳製品や卵を売っています。
結構人気のようで、常に人がいました。

近くにある道の駅「紀伊長島」もおすすめで、うつぼのから揚げやサメの串焼き、さばふぐの串焼きなど、珍しい食べ物があります。とくにおすすめがマンボウの串焼きで、鶏肉に近いおいしさです。

さらに北上して、向かったのはきいながしま古里温泉

あいにくの雨でしたが、それもあってかお客さんは少なめ。

〒519-3206
三重県北牟婁郡紀北町古里816番地
0597-49-3080

地元民御用達のひっそりとした温泉ですが、その分のどかな場所にあり、入浴客も少なめ。浴槽も大きくのびのび入るにはうってつけです。夏は近くでキャンプができたりもするようなので、キャンプ時の入浴にもいいかもしれません。

湯治の宿としても利用できるようです。

まとめ

和歌山、三重の観光と合わせても、3日もあれば紀伊半島の温泉巡りができちゃいます。

ルートの都合上、龍神温泉に行けなかったのが心残りですが、そちらは次回行ってみようかと。

温泉巡りをするなら、車中泊で入浴しながら回るのがいいかもしれません。温泉天国である紀伊半島、寒い冬こそ楽しんでみてください。

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