2020年4月初旬真鯛釣り調査
手漕ぎボートでのっこみ真鯛を狙う
2020年4月 桜も咲き、いよいよ春らしくなってきましたね。
そして、コロナウイルスが猛威を振るい大変な事態になっています。
そんな中、どうしても我慢できずに釣りに行ってきました。
安全第一。誰とも接することなく、一人ボートの上で釣るボート釣り。
途中の車でもどこにも寄らなかったので、濃厚接触者0という、なんとも孤独な釣りです。
世間にはまだまだ乗合船で釣りをしている人も多く、場所によっては乗っ込み真鯛の情報もあり、久しぶりの真鯛を期待して行ってきました。行ったのは毎度おなじみ沼津の西浦園さんです。
沼津西浦園に1年間通い続けたので釣果をまとめてみた ボート釣り情報
春の西浦園は大繁盛 ただし春は強風に注意
口野放水路の交差点では満開の桜がお出迎えしてくれたように、もう春真っ盛りです。
真鯛への期待も膨らみますが、春と言えば強風シーズン。
穏やかさがウリの沼津の海でも結構な強風が吹き、そうなると手漕ぎボートにはかなりつらいです。
一応、穏やかそうな日を選んで行ったつもりですが、店主に聞くところによると、午後は毎日釣りにならないとのこと。
早めに家を出て、午前中勝負です。
西浦園に到着したのは、日の出直後の5時半くらいでしたが、すでに先客が1名。
なんと、今日は満員だそうです。
暖かくなってきたのと、コロナにより観光地が閉鎖していることから、比較的人と接触しにくい釣りに人々が集まっているのでしょうか?
まぁ、満員とは言え、特に接することもないのですが、みなさん釣り好きですね。
西浦園の春の海はとても厳しい釣果でした
今回、マダイの調査ということで、コマセメインで、たまにテンヤをやりましたが・・・
結論から言うと、まったく釣れませんでした。
まずは冬の定番スポット沖へ
名物の渡し船にのって、ボートに乗船してからまず向かったのは、水深50m前後の沖のポイント
沼津西浦園に1年間通い続けたので釣果をまとめてみた 手漕ぎボート釣り情報
ここは、冬でも大物が釣れやすいポイントで、底は根になっており、ハタ系やカサゴなんかが良く釣れるポイントです。
ネットの情報からは、まだのっこみ真鯛は走りっぽかったので、水深が深い方がいいと思い沖で狙いました。
が・・・
まったく釣れず
あたりもありません。
風も潮も穏やかで、適度に流せているんですが、エサ取りにも合いませんでした。
底を中心に、底から10mくらいまでは丹念に探したのですが、ダメでした。
水深30m前後の定番ポイントが人気
次に移動したのは、ほかの多くのボート客がやっているポイント。
ここは、一つ目の生け簀の少し沖にあるポイントで、夏の定番ポイントです。
やはり、周りを見て釣れているポイントに行くことが大切だと思い、割って入りました。
手漕ぎボート3隻に、釣り船も来ていて、大賑わい。
でも、遠くから見てたけどそこまで釣れてはなさそうだったんですが・・・
たしかに、夏以降になると、西浦園ではこのあたりが優良ポイントになり、マダイも釣れるんですが、もう釣れてるのでしょうか。
徐々に風が出てきたものの、それなりに探っていくと本日最初のあたりが
釣りあがったのは・・・通称金魚、ヒメコダイです。
その後も、あたりは空くなく、計三匹のヒメコダイが釣れました。
ヒメコダイが釣れるポイントから少し棚を上げたあたりで、オキアミの頭だけ齧られる現象があり、マダイかなっとも思いましたが、その後ヒットせず。
近くの釣り船は大きなイサキを釣っていましたが、他も渋いようです。
釣果はヒメコダイのみで強風のため陸上がり
その後、風が強くなりシーアンカーを下ろすも、思ったポイントに中々入れず。
テキトーに流したり、アンカーを入れてとどまってやってみたものの、ヒメコダイ3匹以外にはちいさなアカハタが釣れただけで、強風のため終了となりました。
やはり春の風はあなどれず、波はそんなでもなかったのですが、ボートから落ちそうになるほどの強風もあり、非常に危険です。
特に、西浦園では基本的には自己判断での撤退になるので、無理に粘らず、安全第一で楽しみましょう。
寂しい釣果のお土産には沼津名物のいちごをどうぞ
寂しい釣りになった帰り道。
たまたま通った道路で、イチゴの自販機がありました。
珍しい。魚が釣れなかったので、のぞいてみたら、なんと1パック300円の格安販売。
お土産にと購入してみましたが、これが練乳付きでかなりおいしかったです。
伊豆半島の春の釣りのお土産にぜひいちごはおすすめです。
暖冬だったけど、乗っ込み真鯛はもう少し先
乗合船での情報や近くの岩崎ボートの釣果を見た感じだと、暖冬の影響か、例年よりも乗っ込み真鯛の時期は早そうな気がしています。
が、手漕ぎボートでの乗っ込み真鯛はもう少し先。
堤防からの投げ釣りで真鯛が狙えるのはさらに先ではないでしょうか。
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